記念すべき第1作。終始主人公1人のみで冒険をする入門編RPG。
ストーリー
「ロトシリーズ」1作目。悪の化身・竜王によって支配されたアレフガルドに勇者ロトの血を引く勇者が現れ、監禁されたローラ姫を救出し、竜王討伐の旅をする。(ただしローラ救出は強制ではない)
作品の特徴
共通事項
基本システム |
- パーティの概念がなく、最初から最後まで、主人公ひとりだけで冒険を行う。
- 主人公の名前によって、初期パラメータやパラメータの上がり方が決まる。
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移動 |
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戦闘システム |
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施設 |
- 宿屋や武器防具屋等のほか、DQI 独特の『聖水屋』『カギ屋』がある。
- ミニゲーム的な施設はない。
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アイテム |
- かぎは一度使うたびにこわれて無くなってしまう。
- やくそうとかぎは6つまでまとめて持つことができる。
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その他 |
- ダンジョンを冒険するときは、明かりを灯すためのアイテムたいまつや呪文レミーラで視界を確保する必要がある。
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ファミコン版
基本システム |
- 冒険を中断する場合はラダトーム城の王様のところに戻ってパスワード(ふっかつのじゅもん)をメモする必要がある。パスワードは20文字。
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グラフィックス |
- キャラクタに横を向いたパターンがなく、いつも正面を向いている。
- 町などのグラフィックは完全に上から見下ろしたような絵になっている。
- ワールドマップ上で敵と出会ったときは、戦闘シーンに背景がついている。
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移動 |
- 主人公が常に画面の真ん中。
- ワールドマップ上の『山岳地帯』を歩くときはスクロールが遅くなるという特徴がある。
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戦闘システム |
- 必ず主人公と敵が交互に行動する。
- 戦闘に関係のないアイテムを使用することはできない。
- こちらが強いと、出会った瞬間に相手が逃げてしまうことがある。
- 「かいしんのいちげき」がミスすることがある。
- メッセージが1文字単位で表示される。
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コマンド |
- [はなす]コマンド実行時、話す相手の方角を選択する必要がある。
- 階段は[かいだん]コマンドを使わないと昇降できない。
- 宝箱を開けるときは[とる]コマンドを使う。
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施設 |
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アイテム |
- 武器や防具は普通のアイテム(やくそうなど)とは別扱いになっており、入手するだけで装備状態になる。
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その他 |
- 一度本体の電源を切って再プレイすると、取った宝箱が復活する(FC版DQII も同様)。
- 持てるゴールドは65535まで(FC版DQII も同様)。
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スーパーファミコン版
※SFC版DQVの後に「ドラゴンクエストI・II」として発売。
基本システム |
- ストーリーはほとんど同じだが、インタフェース面においてDQII〜DQVでの改良点を反映。DQVのバッテリーバックアップシステム、べんりボタン、戦闘中の呪文エフェクトなどを受け継いでいる。難易度も調整され、若干易しくなっている。
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グラフィックス |
- マイラの木漏れ日や廃墟の町でのもやなどの特殊効果がシリーズで初めて登場。
- 本作以降、毒の沼の色が深緑色から紫色に変更された。
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戦闘 |
- 1対1だが、オリジナル版のような「交互制」ではなく、II以降のようなターン制となっている(すばやさによっては相手に先に攻撃される)。
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施設 |
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アイテム |
- ステータスを上昇させる種、木の実が追加されている。
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その他 |
- このソフトのみ、コマンド入力時の効果音が「ピッ」ではなく「プッ」という音になっている。
- 本作以降、重要アイテム入手時の効果音がFC版DQIV、SFC版DQVのものから変更された。
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ゲームボーイ版
※SFC版DQVI、SFC版DQIIIの後に「ドラゴンクエストI・II」として発売。
基本システム |
- ゲーム内容・基本システムはSFC版のものを受け継いでいる。
- その場でデータを保存してゲームを中断する「中断の書」システムが登場。ただしこれはあくまでも一時的な保存データであり、「冒険の書」とは別物。
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イベント・シナリオ関連 |
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