仲間のキャラクターの職業と性別を設定し、最大4人で自由にパーティを組んで冒険することができる作品。職業を変えられる転職のシステムも導入。
ストーリー
「ロトシリーズ」三部作の完結編。アリアハンの一人の若者が、戦いの末火山に落下した父オルテガの後を継ぎ、ルイーダの店で出会った仲間とともに魔王バラモス討伐の旅をする。さらにバラモスを倒した後、舞台は別の世界へ…!
ファミコン版「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」
| 発売日 | 1988年2月10日 |
価格 | 5,900円(税抜) |
メディア | 2MbitROMカートリッジ (バッテリーバックアップ) |
「スーパーファミコン ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」
| 発売日 | 1996年12月6日 |
価格 | 8,700円(税抜) |
メディア | 32MbitROMカートリッジ (バッテリーバックアップ) |
「ゲームボーイ ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」
| 発売日 | 2000年12月8日 |
価格 | 6,400円(税抜) |
メディア | ROMカートリッジ (カラー専用、バッテリーバックアップ) |
作品の特徴
共通事項
基本システム |
- アリアハンにある「ルイーダの店」で、自分の好きなようにキャラクターの名前・職業・性別を登録し、パーティを編成することができる。最大4人パーティ。1人だけでの冒険も可能。
- 主人公以外はレベル20以上になると「ダーマ神殿」で転職をする(職業を変更する)ことができる。転職後はレベルが1に戻り、ステータスが転職前の半分となるが、覚えた呪文は忘れることなく転職後も使用できる。
- 主人公の性別を選択できる(IVも同様)。
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移動 |
- ルーラ、キメラのつばさは、行先を選択することができるようになった。
- 空を飛ぶ乗り物が初登場(不死鳥ラーミア)。
- 時間の概念が取り入れられた。ワールドマップ上を一定歩数進むと夜になったり昼間になったりする。昼と夜では町の様子が異なり、夜にしか出現しないモンスターも。
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戦闘システム |
- パーティアタックが可能(味方への攻撃や、敵へのホイミなど)(IIIとFC版IV)。
- 「マヒ」のステータス異常が初登場。全員マヒで全滅してしまう。
- 戦闘中でもルーラを使える(FC版IVも同様)(場所は選べない)。
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コマンド |
- 移動中に隊列の並び替えができるようになった。前にいるキャラほど敵の攻撃を受けやすい。
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施設 |
- モンスター格闘場が初登場。最後まで残るモンスターを予想し、的中すればゴールドが数倍になって手に入る。
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その他 |
- アリアハンなど、町の中に城がある場所が初登場。
- ひとくいばこなど、宝箱に化けたモンスターが初登場。
- 初めて、複数のワールドマップが存在するようになった。
- 攻撃呪文がメラ系・ギラ系などの系統別に整理された。
- 「たいりょく」「かしこさ」「うんのよさ」のステータスが登場。
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ファミコン版
基本システム |
- バッテリーバックアップシステムを初採用。セーブファイル(ぼうけんのしょ)は1つのカセットに最大3ファイルまで。
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グラフィックス |
- ダンジョンのマップに立体感が加わった。また、ベッドや井戸(入れない)、石像などが新登場。
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戦闘システム |
- 行動の順番が「すばやさ」に左右されるようになった。
- 戦闘中でも武器の持ち替えができるようになった。
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コマンド |
- 味方全員の現在のHPと最大HPなどを一度に表示できるコマンドが初登場。
- HP・MPウィンドウのフォーマットが、その後DQVIIIまで使用される標準的なフォーマットとなった。
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施設 |
- アイテム・ゴールドの預かり所が初登場。FC版DQIII、FC版DQIVではアイテムを受け取るには手数料が必要。
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アイテム |
- ステータスをアップさせるアイテム(種・木の実)が初登場。
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その他 |
- 宝箱を取るとその宝箱は以降ずっと開きっぱなしになった。
- 最高レベルが99に、ゴールドの最大値が99999になった。
- 容量不足のため、タイトルがシンプルな画面になった。
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スーパーファミコン版
※SFC版DQVIの後に発売。★印は以降の作品にも継承された要素。
基本システム |
- DQVIと同様の方式のキャラクター移動・コマンドや、VIで初登場した「ふくろ」、モンスターアニメーション、会話記憶のシステムを引き継いでいる。
- 各キャラクターに「性格」があり、同じ職業でも「性格」の違いによってステータスの上がり方が異なる。主人公の性格はオープニングの性格診断で、仲間の性格は登録時のステータスの上げ方で決まる。アイテムや会話内容によって性格が変わることもある。
- オリジナル版にはなかった“とうぞく”の職業が登場。しょうにん、あそびにんの特技も追加。
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グラフィックス |
- ★調べてアイテムを入手したとき、アイテムの図柄が飛び出すようになった。
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コマンド |
- ★「ふくろ」システムがDQVIから発展し、中のアイテムを直接使えるようになった。
- ★[わたす]でアイテムの相互入れ替えができるようになった。
- ★呪文やアイテムを使ったときに、全ウィンドウが閉じられず、呪文・アイテムウィンドウがそのまま開かれているようになった(=回復呪文などを、ウィンドウを開いたまま連続で使用できる)。全ウィンドウを一度に閉じることもできる。
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施設 |
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施設 |
- ★店で数量を指定してのまとめ買いができるようになった。
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アイテム |
- アイテムが大幅に増加。性格を変化させる「本」も登場。
- ちいさなメダルのシステムが追加されている。
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その他 |
- ★町や城では、昼と夜で異なるBGMが流れるようになった。
- ★戦闘中のモンスターのアニメーション時に効果音も入るようになった。
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イベント・シナリオ関連 |
- アープの塔の北に「精霊の泉」が追加された。
- クリア後の隠しダンジョンと新たなイベントが追加された。
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ゲームボーイ版
※DQVIIの後に発売。
基本システム |
- ゲーム内容・基本システムはSFC版のものを受け継いでいる。
- モンスターを倒すことでメダルをコレクションすることができる「モンスターメダル」のシステムが登場。通信機能でメダルの交換を行うこともできる。
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イベント・シナリオ関連 |
- SFC版には存在しなかった第2の隠しダンジョンが登場。
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